看護小規模多機能型居宅介護
「看護小規模多機能型居宅介護」ビジネスの事業展開について ⇒「通い」デイサービス・「泊まり」ショートステイ・「訪問介護」・「訪問看護」を一体的に提供するサービス
「導入目的」
・本業支援に繋がるニュービジネスの開拓(拡大するシニアマーケットへの参入)と地域貢献
・今後更なる減少が想定されるSS等の跡地利用
「看護小規模多機能型居宅介護(通称:看多機)とは」
・「訪問(訪問介護)」「通い(通所介護)」「泊まり(短期入所)」の介護サービスに、「訪問看護」の
機能が加わった「介護」と「看護」を一つの事業所において、一体的に提供する介護保険サービス。
※従来の介護サービスでは、訪問なら「ホームヘルパー」、通いなら「デイサービス」、
泊まりなら「ショートステイ」と、利用しているサービスの数だけ業者との契約手続きが必要になっていた。
・国が推進する「地域包括ケアシステム」(※)の中心的な役割を担うサービスとなっていくことが期待されている。
※住まい、医療、介護、予防、生活支援を一体的に提供する。
(1)介護、高齢者医療ビジネス市場と将来性
①社会的背景:高齢者の増加(政府が推進する「病院から在宅へ」に向けた取組み)
・2025年問題 (超高齢化社会の到来)
・団塊の世代が、全員75歳以上となる ⇒ 5人に一人が75歳以上になる(医療や介護の必要性が
急激に高まる)
・年金等を含む社会保障給付金は、118兆円(2015年度)が、148兆円(2025年度)の
1.4倍に膨れ上がる(推計)
⇒入院中心のままでは、費用がかさみ、結果的に、必要な医療や介護が受けられない人が増える
おそれがある。
・必要とされる医療のありかたが、そもそも大きく変わる。
・高齢化により、入院や手術が必要な患者よりも、生活習慣病などの慢性疾患や、複数の持病を抱える
高齢者が増える。
・治せない身体障がいなどと付合いながら、自宅や施設など普段住み慣れた場所で暮らし続けることが
求められるようになる。
・高齢者医療は、約100兆円規模(全人口の29%、3,640万人が65歳以上
(2021年9月、前年比で22万人増加))
②市場規模
看多機は、中学校区(約2万人)に対して1ヶ所の割合で設置が見込まれる。
⇒ 総人口1億2千万人に対して、約6,000ヶ所(2022年1月時点で795ヶ所)が必要となる。
③看多機の課題(デメリット、リスク)など
・初期投資が大きい(土地・建物)
・多職種の人材の確保が必要(看護職員、介護職員、介護支援専門員、送迎スタッフ、調理スタッフなど)
④SS事業との親和性
・灯油やLPガス宅配先のお客様の多くは高齢者 ⇒ 自社運営施設のお客様になる可能性が高い。
・家族(子供など)がいる場合、SSのお客様になっていただく、或いはSSから離れない可能性がある。
「フレアスの概要」
(1)会社概要
①商号:株式会社フレアス(https://fureasu.jp/)
②代表者:澤登 拓
③住所:山梨県中巨摩郡昭和町西条1514番地 (東京本社:品川区西五反田二丁目27番3号)
④従業員数:600名
⑤フレアスの「看護小規模多機能型居宅介護」事業
・2021年4月 「看護小規模多機能型居宅介護」事業を開始(1号店:千葉市稲毛店)
・2022年度内に3店舗が営業開始の予定
(2号店:水戸店(7月)、3号店:越谷店(11月)、4号店:鵜の森店(12月)
(2)フレアスの魅力
①創業20年を経て、直営店経営で培われた現場力、マッサージ技術力が大きな強み
(確かな実績とノウハウの蓄積)
②在宅マッサージで唯一の上場企業で、信頼度、社会的な評価が高い。
③全国主要エリアに支援拠点があり、出店分析、顧客データなどからデータ分析を行っている。
※近隣の直営店において、継続的に加盟店支援を実施
④資格を持つ施術者は本部から紹介されるので、オーナーは未経験、未資格でも事業を始められる。