タイミー(アルバイトマッチングアプリ)
「益々深刻化する人材不足に対する短期アルバイトサイト活用による人材の確保」
(1)アルバイト募集における事業者・ワーカーの悩み(面倒)
①事業者
・来客数を予測してシフトを組むのが難しい
・特定の時間帯が⼈⼿不⾜になりがち
・求⼈広告を出しても応募が集まらない
②ワーカー
・短期のバイトなのに、履歴書を書くのが面倒(書いても採用される保証はない)
・やりたいバイトを探すのが面倒
(2)短期バイトの流行の背景
①時代背景
・生産年齢人口の減少による慢性的な人材不足
・働き方改革による副業の解禁
・ライフプランの多様化
②短期バイトのニーズに対応するアプリの普及
・短期・単発バイトの検索に便利な検索項目の配備
・プロフィール登録・閲覧機能
⇒ ワーカーは、面接・履歴書の代わりにプロフィールを入力し、事業者はそれを基に採用を検討する。
※1回だけの就労にわざわざ履歴書を用意し面接を行うのは、双方にとって大きな負担。
・相互評価機能
⇒ ワーカーと事業者が相互に評価し合う。
「タイミー(Timee)の概要」
①企業情報
・運営会社:株式会社タイミー (Timee, Inc.)(https://timee.co.jp/)
・ワーカー登録者数:300万人
・採用企業数:30,000企業
・導入店舗数:80,000店舗
・47都道府県全てでサービスを提供
※2022年8月10日時点実績
②派遣会社との違い
・タイミーは、「働きたい」(ワーカー)と「働いて欲しい」(事業所)を繋げるマッチングプラットフォーム
・ワーカーと事業者間にて雇用契約または業務委託契約を結ぶ(求人サイトでも労働者派遣でもない)
③タイミーが選ばれる理由
・マッチング率90%:300万人を超えるワーカーの登録があり、早期に人手を確保することができる。
・当日稼働率99.5%:ワーカーに対して事前に複数のリマインドを行う(ドタキャン回避策が機能)
(例)当日無断欠勤の場合は、タイミーの永久利用停止扱い
④タイミーの強み
・就労の実績を見ることができる:ワーカーの過去の実績・評価、プロフィール等を事前に確認できる。
・勤務終了後、リピートして欲しいワーカーをお気に入り登録することで、限定公開をすることができる。
・確定した業務を直前にキャンセルすると、ワーカーにペナルティが発生する(ドタキャン防止策)
・雇用契約締結・出退勤の管理:iPhoneのQRコード読取り機能の活用
⑤他社との比較
「利用者目線 (利用者の評価例)」
・好きな時間に好きな場所で働ける。
・新しい職場経験でキャリアの可能性が広がる。
・気に入ったお店は将来の雇用先になる可能性がある。
・固定バイト+単発バイト(タイミー)の組み合わせがオススメ(すきまバイトアプリ)
・マッチング確定後、当日までにLINEで2度、タイミーからのリマインド(返信必須)があり、
ドタキャンの可能性を減らす工夫がされている。
・事後レビュー項目には、「また働きたいか」「掲載の業務内容と同じであったか」など、今後に繋がる
フォローが考慮されている。